RC梁の許容せん断力 |
RC梁の許容せん断力についてですが、日本建築学会のRC基準(2010)第15条に、
短期荷重時 Qas=bj{2/3αfs+0.5wft(pw-0.002)} 大地震動時 Qa=bj{αfs+0.5wft(pw-0.002)} となっており、 設計用せん断力は 短期荷重時 QDS=QL+QE 大地震動時 QD=QL+nQE (n≧1.5) となっています。 例えば、実験等で終局せん断耐力Qaがわかっているものであれば、安全率をかけて 短期許容せん断力とした場合は、設計用せん断力の割増しはしなくてもよいという 解釈でいいのでしょうか? RC基準ではαfsを2/3していますが、実験の終局耐力を2/3したものを短期許容とすることで、 RC基準の式よりも安全率を高めに設定している考えれらると思っています。 |
Re: RC梁の許容せん断力 |
RC規準2010年版のP41に
構造実験や特別な解析などにより、構造性能(使用性・損傷制御性・安全性)が確かめられている場合には、本規準を部分的に適用するという立場をとることもできる. と書かれています。 |
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