1階柱のコンクリートが地中梁天端でFc36からFc33に低下していますので、柱脚部の圧縮及び割裂応力の検討を行ってください。(日本建築センター高層建築物の構造設計実務P241?参照)但し、1階柱脚をFc33で別途補足断面検定(せん断の検討は不要)すれば上記の検討は不要です。※基礎スラブ天端と地中梁天端が同一天端の場合は1階柱と地中梁の使用コンクリートの差が2割程度なら適用範囲内とします。但し基礎が偏心する場合は柱面と基礎スラブのへりあきが狭くなるので、2割以下の強度差の場合でも検討が必要となります。
杭の設計で液状化部分のkh低減係数0.18の考慮が確認できませんので、確認できる資料を添付してください。
※許容応力度計算時(1次設計時)の液状化判定はFL値のみを採用可とし、PL値は採用不可とします。尚PL値は2次設計時(350gal)と限界耐力計算時は採用可となります。