1.図のような片流れのフレームの場合、屋根勾配による長期荷重時のスラストを考える必要がありますか。ラーメン解析を行っても、Vと二次応力のX1しか出てきませんが、いかがでしょうか。
2.増分解析で保有水平耐力を計算したとき、基礎の浮上がりと圧壊がないと仮定すると、耐震壁はDランク(脆性)になりますが、浮上がり・圧壊の値をある程度決めるほうがよいのでしょうか。また、Dランクを回避するための壁筋を多く入れる必要がでることがありますが、やむを得ないのでしょうか。
3.耐震壁まわりの柱・梁は0.8%以上の主筋を入れることになっていますが、特に地中梁でせいの大きいもの(例えば50×300cm)でも0.8%は必要でしょうか。以上、よろしくご教示下さい。
新・建築構造問題快答集04 P61