図のような、縦180m、横30mの平屋建工場を建設しました。用途はカラー鉄板焼き付け工場で、塵や虫を嫌うため密閉状態で稼働しています(床と天井面温度差は20℃程度あります)。
1.上記の状態において稼働後間もなく、ブレース材に圧縮力が働いて座屈し円弧上に変形が生じたために、2次設計による必要保有水平耐力に必要なブレース材を残し、ひずみの大きいブレース(特に端部ブレース)から圧縮側をルースホールとし圧縮力を負担させないようにしましたが、施工法として適切な処置をご教示下さい。
2.ブレース材に圧縮力が働いた原因として考えられるのは、
・建方時の誤差による変形が残存ひずみとなり複雑な建物の動きを引き起こしている可能性も考えられる
・鉄骨の温度膨張応力による伸びの可能性も考えられる
・上記の複合的要素も考えられる
これ以外に他の要因が考えられるのでしょうか。
3.恒久的処置として設計方針どおり必要なブレース耐力を確保するため、変形の少ない中央部のブレースをダブルにして補強したいと思いますが、構造的に問題はないでしょうか。以上、よろしくお願い申し上げます。
新・建築構造問題快答集04 P17