「建築構造設計基準(営繕協会)」の中で、「支持層が明確な場合は、杭の根入れは杭径の2倍がつ1m程度以上確保することにより先端のN値をNとすることができる」とありますが、この場合の明確な支持層とは具体的にどのような地層をいうのでしょうか。また、土丹または岩盤に対しても同様の杭の根入れは必要でしょうか。ちなみに、「建築基礎構造設計指針(日本建築学会)」旧版には、「杭支持層となり得る地層として、中高層程度の建物では、
(N≧その層の深さ(m)+20)
(厚さ(m)≧その層の深さ(m)/2+2)、または、
N値×厚さ(m)≧(その層の深さ(m)+20)×(その層の深さ(m)/10+2)
として計算する」とありますが、新版には載っていません。何か理由があるのでしょうか。
新・建築構造問題快答集03 P108