鉄骨の柱脚を根巻き(2Dかつ40d以上)により固定とするとき、下記の事項について教えてください。
1)柱が角形鋼管のとき、鋼管内部にコンクリートを充填する必要があるのでしょうか。私の考えは、スタッドボルトを通じて根巻きの鉄筋コンクリート柱に柱脚応力を伝えるとき、RC造の根巻柱の断面を鋼管柱の中をコンクリートが充填されているものとして断面算定していれば、コンクリートの充填は必要だと思います。
2)角形鋼管の場合、2Dかつ40d以上の根巻きで固定と見なすときは、内部にコンクリートを充填した場合に2Dかつ40d以上の根巻きで固定とみなすのですか。
3)前項の質問に関連してですが、角形鋼管に穴をあけてコンクリートを充填しまた蓋をする作業がたいへんなので、鋼管内部にコンクリートが充填されていないとしてRC根巻きを断面算定したら、内部にコンクリートを充填する必要はないのでしょうか(中空RC柱として断面算定する)。もし、鋼管内部にコンクリートを充填しなくてもよい場合、鋼管の面外板座屈の検討はどのように行えばよいでしょうか。
新・建築構造問題快答集02 P223