建築構造設計Q&A集
スラブ筋の定着確保
基礎梁とスラブ筋の定着の確保については、どのような方法が最適でしょうか。図(a)のように差し筋をしておく方法は、差し筋の長さをあまり長くできないため、特に上筋はスラブの応力の大きな端部で重ね継手になりがちだと思われます。図(b)は、基礎梁上部を打ち増ししその中にスラブ筋を定着する方法ですが、定着長さを確保するために水平アンカーとなりがちだと思われます。