建築と土木の耐震設計 基礎編 |
Infomation
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内容
急速に高度化・発展する建築や土木の構造物の耐震設計、構造物への性能設計の一般化。★地震動の予測が設計の前提条件になる場合もあり、地震の発生、地震波の伝播・その増幅についての理解が必須となる。また、台風常襲地域である日本の構造設計において、重要な外乱である風に対する設計も念頭に置く必要がある。本書は大きく3つの分野からなり、多彩な内容によって耐震設計に必要な基礎知識を得ることができる。
目次 ・第1章 地震工学入門地震の基礎知識
地震とは/地震の観測/震度とマグニチュード/震源のメカニズム/地震波の反射・屈折/地震活動 ・第2章 地形・地盤の捉え方 地形・地盤(地質)の関係/地形形成利用/沖積低地の地形・地盤の形成/変化に富む平野の地形・地盤 ・第3章 地盤工学入門 地盤の定義と役割/地盤調査と土質試験/地盤の変形と強度/地盤の動的性質 ・第4章 フレームの弾塑性解析入門限界状態設計法の基礎として はじめに/梁部材はどのように塑性化するのか/フレームの有限要素解析の基礎/荷重増分法に基づく弾塑性解析/フレームの保有水平耐力の計算 ・第5章 構造振動学の基礎 はじめに/1質点1自由度系の震動/2質点2自由度系の震動/多自由度震動系の地震応答/より高度の構造振動学を学びたい人のために ・第6章 耐風工学入門 はじめに/風と地震との比較/風の特性/風荷重/構造物の動的応答/近年の風災害/風の有効利用 |