コンクリートが危ない |
Infomation
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内容
鉄筋腐食がすすむ高架橋、骨材が溶けていく橋脚、基礎が崩れていくマンション。本来二〇〇年の耐久性をもつはずのコンクリート構造物に、いまあちこちで異変が起きている。高度成長期の骨材資源の枯渇と欠陥セメントの大量供給、さらに手抜き工事が招いた負の遺産である。真に安全な構造物をつくるために何が必要なのだろうか。
目次 1 コンクリート構造物に異変
2 コンクリート構造物の寿命 3 腐食する山陽新幹線高架橋 4 コンクリートのがん 5 コンクリートが分解する 6 明るみになった手抜き工事 7 高度成長の負の遺産 8 良質な遺産を残すために 付 分譲マンションへの対策 |