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ねじりを受けるトラス梁の検討において、快答集6巻〔問81〕と13巻〔問73〕を参考にして自分なりに断面算定してみましたが、答えに自信がありません。計算の是非の検討をお願いいたします。なお当建物はゴルフ練習場の防球ネットを受けるトラス梁で、地上45.0mの高さにあるものです。通常はスパンを10mにて行っていますが、今回敷地などの関係でスパン長さが2倍程度になったものです。


傾斜した角形鋼管柱と、直交方向の大梁(剛接梁とする)の取合いについてご質問します。
1)GYにロールH形鋼などを使用した場合、柱内面よりGYのフランジがはね出すことがあります。この場合、通しダイアフラムを大きくして取り付け、断面設計時にGYのウェブを無視した方法でもよいのでしょうか。
2)GYにビルトHを使用した場合のGYの設計方法を教えてください。また、その場合の鉛直荷重時のねじり応力の処理方法はどのようにすればよいのでしょうか。等分布、小梁などによる集中荷重を受ける場合の両方についてお願いします。
3)柱材とダイアフラムの溶接のしかたですが、aの部分は傾斜角によって開先が難しい場合があると思います。処理方法をお教えください。


1)S造の保有耐力算定時において、横座屈による低減は行わなくてよいと「新耐震設計法Q&A集」にあります。
 しかし「構造計算指針・同解説(1991)」p.196によると横座屈の低減を行うようにと書いてあります。
 横座屈による保有耐力の低下は、Ds値の中で処理されているのではないですか。
2)鉄骨梁の終局曲げ耐力について質問いたします。
 通常、細長比と横補剛数による関係式
 λy≦170+20n(SS400のとき)
 を満足すれば、終局曲げ耐力を全塑性モーメントとして扱いますが、「鋼構造塑性設計指針」の横座屈強度との関連はどうなっているのでしょうか。
 上式を満足すれば、同時にMcr=Mpの条件も満足するのでしょうか。
3)下図において、第一種保有耐力横補剛は
 λ≦1260/4.40=286.4
 170+20×5=270
 より、梁の条件が満足しません。結果として、柱・梁群の種別がFD、βu=0となり、Ds値を0.4と仮定して保有水平耐力の算出が必要になると思います。材端のMuをZp×Fとするとヒンジは柱に発生し、梁材の横補剛は第二種保有耐力横補剛とする経済的な設計が可能となると思います。ここで、以下の点についてお答えください。
1.第二種の横補剛では、170と20はどのような緩和値になるでしょうか
2.Ds値は、ヒンジ発生により0.4→0.25としてよいでしょうか
3.座屈を伴う部材の終局耐力は、座屈現象を考慮して「鋼構造塑性設計指針」によるとなっていますが、梁は同指針の(5.9-a)?(5.11-b)に、柱は(6.56)、(6.58)によると考えてよいのでしょうか


図のように、柱の現場溶接継手に約7mm強の食い違いが生じたとき、補強の対策があるか、またはやり直しをしなければならないのか。もし補強の方法があれば、そのときの部材計算などをどうすればよいのか教えてください。また柱・梁の接合部で、梁の下フランジとダイアフラムがズレた場合についても教えてください。
鉄骨工事技術指針?工事現場施工編では、許容差として15e≦t/10(t:板厚)となっています。


S造の大梁現場溶接タイプの施工は高力ボルト本締後に溶接しますが、溶接部の縮みにより、ボルト接合部にすべりが発生する場合があります。その場合の対処法および防止法についてご教示ください。また、建方時の建入直しワイヤはボルト本締後に撤去しますが、溶接ひずみ防止のため、溶接後まで設置する必要はないでしょうか。


柱・梁の仕口部分、および継手について質問します。柱通しのとき、図のa材のメンバーは大梁フランジb材の厚さと同じでよいのでしょうか。a材は柱フランジ溶接部分にスカラップをとるため、断面積が小さくなり心配です。また、S造梁の継手の計算において、曲げモーメントはフランジのみ、せん断力はウェブのみに、それぞれ負担させる方法が多いようです。ウェブにも曲げ応力を負担させる設計の是非についてご教示ください。


鉄骨の継手について質問します。現場において、SRC柱の鉄骨継手のクリアランスが、設計では5mmと明記してあるのに、現場では25mmにもなっていました。そこで、下記の点についてその根拠も含めてご教示ください。
1)どのような対処の方法があるのか
2)それに伴っでどのような箇所に、どのような悪影響を及ぼすのか
3)許容範囲は何mmか
4)梁の場合はどうか


角形鋼管柱に右図のような庇を設ける場合、A部分の角形鋼管の局部変形を考慮した仕口をご教示ください。例えばリブプレートを設けるのではいかがですか、また、局部変形の検討方法も具体的な数字でご教示願います。


先日、NEC本社ビルの見学会に参加しました。そこに使われているH鋼のフランジやウェブの厚みは10cmというものでした。このようなH鋼はいったいどのようにして製作するのでしょうか。また、仕口部の溶接などの検討はどのように行うのでしょうか。以上、疑問に思いましたので質問させていただきます。何とぞよろしくお願いします。


鋼材倶楽部編「小規模鉄骨造建築物設計・施工指針」に角形鋼管の柱脚基礎への埋込み形式の柱脚ディテールが載っていますが(p.415)、内部にコンクリートを充填しなくてもよいのですか。また、根巻形式柱脚の場合は、以前のQ&Aの回答にあったとおり必要はないと思われますが、いかがでしょうか。


建設省告示第1103号における判定基準の検査技術者についてご教示ください。
1)NDIの1級または2級の資格が必要とされていますが、UT(超音波探傷検査)以外の技術者、例えばPT(浸透探傷検査)でもいいのでしょうか。
2)公益法人などが行う鉄骨工事技術に関する研修会などを受けるとNDIの資格がなくてもよいそうですが、この研修会はどのようなものが認められているのでしょうか。


図のような混合構造物の場合、(a)のように、角コラムをSRC梁の下端フランジまでつっこむ場合と、(b)のように上端フランジまで角コラムをつっこみ、パネルゾーン部分はSRC柱をつっこむ場合とでは、どちらが応力伝達がスムーズにできるでしょうか。


快答案6〔間71〕にRC構造の大梁の最長スパンのことが載っていますが、SRC構造の最長スパンはどのくらいでしょう。たわみ限度をいくらに抑えておくべきでしょうか。文献などがありましたら教えてください。


SRC計算規準(1987年版)、p.124の(22.7)式の右辺0.5×mαs×mftの根拠をわかりやすく教えてください。特に0.5のでてきた理由と、mαsとして使える主筋について図を例にして教えていただければ幸いです。


S造の建物の壁に現場打ちのRC造の耐震壁を設けたいのですが、壁と柱・梁の納まり(仕口)および剛性の評価法についてご教示ください。壁はどのように柱・梁に取り付ければ耐震壁として考えられるのか、そのための仕口の検討方法もお教えください。また参考文献がありましたらあわせてお願いします。


木造3階建で、1階をWRC道としたとき、木造部分の構造計算は必要ですか。また、WRC造部分は3階建の1階部分の取扱いとなりますか。


構造物の支点には剛、ピン、ローラーの3種類がありますが、次の図に示すような仮設ブラケットの支点はどれにあたりますか。
1.参考書などではA点をピン、B点をローラー扱いとし、クレモナ図式などで解析しているようですが、実際このような施工方法では、B点はローラーにならないように思えます。クレモナ図式解法が可能か、安定構造物であるかを検討する時に支点の反力数が必要ですので、ぜひ詳しく教えてください。
2.また、応力解析をする時、C点はピン、剛のどちらで解析すべきでしょうか。ボルト接合ならピンで解析、溶接接合なら剛で解析と判断してよいでしょうか。


団地敷地内の構内舗装についてお尋ねします。近ごろ所管庁より、降雨の全量を下水に排水するのではなく、地盤に還元するように指導されます。これに対する設計として、浸透式アスファルト舗装が提案されることがあります。歩道の舗装には問題ないと思いますが、車の通る道路の舗装にこれを採用しても問題はないでしょうか。また、浸透式舗装が不適当と判断された場合、浸透式排水管を舗装下に埋設するという考え方はいかがでしょうか。路床・路盤をゆるめるのではないかと心配になります。以上、よろしくお願いいたします。


近年、シリコーンシーリングによる外壁(タイル、吹付け等)の汚染が問題となり、一般のシーリングはポリサルファイド系などにする対策をとっていますが、ガラスのグレージングにこれらを用いると、硬化時間・施工性・耐侯性において多少問題があります。よい解決策はありませんでしょうか。また、すでにシリコーンに汚染された外壁の清掃方法についてもご教示ください。


図のようなクレーンの控えの検討(部材の大きさの決定、取付けボルトの本数の決定)を行う場合の計算方法をお教えください。また、クレーンと建物の距離が6m以上離れた場合の有効な補強方法をご教示ください。ちなみに、曲げモーメントは、ΣM=20350kg・mです。


建築基準法施行令第20条第1項第3号の( )内、「…第144条の4を除き」という意味がよくわかりません。「位置指定道路は採光上有効でない」ということではないと思います。どのようなことなのでしょうか。


施行令第123条第2項第1号の( )内に「…鉄製網入ガラス…」と明記してありますが、審査実務上、乙防、いわゆるアルミ製網入ガラス入りはめごろし戸を認めているところが多いと思います。東京都をはじめとする運用状況等をご教示ください。


建築基準法第2条2号の特殊建築物について質問します。特殊建築物として工場が含まれていますが、別表第一(い)欄の用途で工場の項目がありません。工場はどの用途に含まれるのでしょうか。なお、私どもの工場は米菓製造工場で、2階建のものや3階建のものなどいろいろあり、3階部分があるものでも3000?を超えています。


建築基準法第93条1項「許可又は確認に関する消防長等の同意等」について質問します。「…建築物の工事施工地又は所在地を管轄する消防長の同意を得…」とありますが、これは施行令第1条の敷地単位ではなく、例えば2つ以上の市町村にまたがっている場合は、建築物が実際に建築される場所を管轄する消防長等の同意があればよいということでしょうか。


建築基準法第52条について質問します。容積率を道路の幅員によって決定する場合、「当該建築物の前面道路」とありますが、当該建築物の『敷地の前面道路』と考えてよいのですか。もしそうならば、敷地の接道部分が長く幅員が変化している場合はどうでしょうか。


浄化槽の設置場所について質問いたします。基準法第31条、同施行令第28?34条および告示、通達、例規などのどれにも浄化槽の設置場所に関する条文がないようです。したがって、今まで私は隣地とのあきを気にせず、施工できるあきだけをとって計画しました。ところが、先日確認申請の際に「隣地とのあきが2.0m以上あいていない」との指摘を受けました。民法の第237条彊界線付近の穿掘制限の第1項に抵触するというのです。しかし、これは井戸・用水溜・下水溜・肥料溜に関してのみの記述だと思います。この中の下水溜というのを拡大解釈して、その中に浄化槽をも含めなければならないのでしょうか。以上、疑問に思いましたところ、よろしくご教示ください。


仮説足場ブラケットの検討において、中立軸の位置の算定で、図1のものと、図2のものとがあります。図1で検討したときは、図2で検討したときより引張応力度が小さくなります。実際の中立軸が図2のような位置であれば、図1で検討したときに危険側になると思われます。実際には、中立軸の位置をどのように考えればよいのでしょうか。


設計図面の著作権および版権についてお尋ねします。官公庁より設計委託をし、原図などの設計図書を施主へ渡した後、その設計図書の著作権や版権はどのようになるのでしょうか。
1)基本設計と実施設計で設計者が異なるとき、基本設計の著作権の扱いはどのようになるのか。また、そのアイデアの使用権などはどうなるのか。
2)図面の一部を修正して工事を行う場合、元の設計者の同意が必要となるか。
3)その設計図書を標準図(その図面などをもとにして、何度も異なる場所に同じ物を建設するときの図面)として繰り返し使用する場合、設計者の同意が必要となるか。
4)現に建築されている建物の改修を行う際、建物のデザインが変わってしまう場合の元の設計者の著作権の扱いはどのようになるのか。
5)1)?4)において、設計者に無断でこれらを行った場合、問題が生ずるとしても、委託契約の内容に「発注者は後日自由に図面などの一部を変更できる」、または「繰り返し図面を使用できる」などの文章を盛り込んでおけば、問題はないのか。以上、何とぞよろしくご教示ください。


「床に隙間なく荷重をかけたら、その値は床(小梁)用、ラーメン(基礎)用、地震用のどれですか。」
床荷重の積載荷重について、建築主から上記のような質問を受けました。どのような返答をしたらよいのかお教えください。


図のような照明塔の設計についてご質問いたします。
1.風荷重および応力の計算
2.頭部に大きな風受板(照明器取付板〉がある場合に、煙突設計でいわれている、風方向・直角方向応力の考え方
3.共振風速が平均風速(4m/sec)に近似した場合の応力の割増しおよび考慮すべき事項
以上よろしくご教示ください。


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