建築構造設計Q&A集
耐震壁補強
RC壁補強の応力は、土間スラブを介して周辺基礎に伝達可能か?
後施工アンカー
引張に効かせる後施工アンカーの埋め込み長さは、12da以上ではないか?
屋根ブレース
桁行き方向は屋根ブレースの水平耐力が無い場合には、成り立たないのでは?
アンカーボルト
壁ブレースが柱外面についているので、アンカーボルトのチェックは、片側で検討されているか?
下屋
下屋部分の壁式ブロック造部分は問題ないか?
コンクリートブロック
ギャラリー下部のブロック造部分の診断結果を表記してください。
補強位置図
補強案内図で、壁ブレースの取替屋根ブレースの新設をわかるようにする。
曲げ座屈長さ
梁耐力を計算するときの曲げ座屈長さを直交する小梁間とするには、小梁の断面が大梁と比べて小さく、下端フランジの拘束効果が小さいのではないか?
ブレース補強
補強壁ブレースの位置が柱中心より寄っているため、取り付くガセットプレートより最縁部のアンカーボルトは効かないのではないか?
桁行方向のブレース構面に地中梁が無いため、柱脚部のせん断力による曲げモーメントを処理出来ないのでないか?
異種基礎
異種基礎を採用しているが問題はないか。
モデル化
モデル化図において、剛域を変更した箇所は、剛域及び可とう長さを明記すること。
コンクリートコア
コンクリートコアの加工前の寸法を明記すること。
柱せん断耐力
偏断面柱のせん断耐力は、最も小さな断面で耐力を算出すること。
偏心率
偏心率(Fe)の値は、診断時の最大値は1.5とし、補強時は1.5で頭打ちにしないで、偏心率の増加に合わせてFeを増加させ、SD値を低減とすること。
コンクリートコアの嵩比重および強度が他のコアと違うのはどうしてか。
塔屋
塔屋のAiは3.0として検討すること。
屋外階段
外階段の検討は1Gにて検討を行い、曲げ耐力についても検討すること。
偏心率は雑壁を考慮または無しの不利な値を採用し検討すること。
概要書
外部・内部仕上概要(下地含む)を表記すること。
計算方針
補強コンクリートブロック造部の準拠規準が、「既存鉄筋コンクリート?」となっているが、補強コンクリートブロック造も含まれているのか?
鉄骨部材と一体になっている、コンクリートブロック壁及びコンクリート壁の下屋及びフレーム内の重量剛性を考慮して、Ai分布、偏心率・剛性率を算定してください。
コンクリートブロック壁及びコンクリート壁の鉄筋調査結果を記入してください。
ターンバックル
ターンバックル付きブレース耐力で、ターンバックル部は軸断面×0.6倍として、検討してください。
コンクリートブロック壁検討のせん断耐力、ヤング係数の出典元を明記してください。
部材耐力
ブレースの取り付くつなぎ梁の軸耐力算定式は、Mmx=1.18・Mc・(1?N/Nc)をNを出す式に変換して算出してください。
配置図
配置図に、X・Y方向、エキスパンションジョイントの位置、周辺道路の幅を記載し、エキスパンションジョイントの間隔および高さの何分の1(例えば1/294など)を記載してください。
袖壁付き柱
袖壁増設補強のQum計算はh’を算定階の床レベルより連層壁の最上階までとした反曲点高さから検討しているか
4本柱
この建物は4本柱であり、3次診断並みの検討を行ってください。
屋上突出部
高架水槽・消火水槽が屋上にありますが、落下のおそれはありませんか。