建築構造設計ポータルサイト -KozoBiz-

ホーム >> 建築構造設計Q&A集 







  

面内力と面外力を同時に受ける版(床、地下擁壁)のコンクリート応力度の求め方をお教えください。


一次設計の一貫計算プログラムを使用するとき、壁の剛性の設定は通常、中柱の剛比の3?5倍にします。そのため、剛性低下率βは0.1?0.2程度に設定していますが、これでよろしいのでしょうか。βを大きくとりすぎると壁にせん断力が集中し、フレーム自体が危険側となるうえ偏心率・剛性率にも影響します。βは設計者の判断となっていますが、数値的にはどの程度が妥当な値なのでしょうか。また、一貫計算プログラムの結果を二次設計用プログラムに読み込ませると、βもそのままの値となります。これを変更する必要はあるのでしょうか。


剛床仮定の成り立つ条件について、下記の点をご教示ください。
1.剛床仮定成立の検討のために床スラブの応力を検討する方法は、短期の許容せん断応力度を満足することを確認すればよいでしょうか。
2.大スパン架構の事務所ビルの場合等でスラブ面積の大きな場合、面外座屈のおそれはないでしょうか。


農地を宅地に転用し、周囲道路より地盤面が低いため、約1m厚さに埋土を施して住宅を建てようと計画しています。この際、地盤の許容応力度に関して、
?地盤の調査の有無
?上記ありの場合の調査方法
?その他、これらに関する必要事項などについて、お教えください。


30°の傾斜地に鉄筋コンクリートの住宅を計画しています。管理会社から切土・盛土は好ましくないと聞いていますので、まずピロティについて教えてください。
1.建物が完成すると、元の傾斜なりに埋戻しをしますが、地中梁の長さが7mとすると、地中梁の上に乗っている土の量は、つまり土の厚さは、0から4mの差になります。この差の問題点とその対策を教えてください。
2.ピロティの柱も同様に、土に埋まった部分と空中に露出している部分の差が4mになります。柱の断面が同一という前提で、その問題点と対策を教えてください。
3.ピロティですから、その上に乗っている建物は壁式とはいかないでしょう。
そのとき山形の屋根スラブと梁との結合がわかりません。図のような3例以外にも方法があるのでしょうか。また、その長短を教えてください。


地盤の許容支持力度qaについてご教示をお願いいたします。この式上記において、第3項はDf効果といわれ、土の押え効果による支持力のアップにつながっているようですが、γ2×Dfの重量にDfの範囲ではなく支持層の土の内部摩擦角(φ)による係数のNqがかけられているのはなぜですか。


図のような敷地において、庭を広げたいと考えています。なにか規制があるでしょうか。可能であれば、どのような検討が必要でしょう。参考文献などありましたら、ご紹介ください。


造成を行うに際して、土砂の体積yを求める必要があり、次に示す計算式を求めたのですが、積分そのものができません。解法をよろしくご指導願います。
A=(7.07-0.133x)×(2.07-0.133x)×(1.85-0.133x)×(-3.93+0.267x)


PHC杭の杭頭に、図のような補強がされているのをよく見かけます。この補強筋の役割は、
1.プレストレス解除の補強
2.固定度を増すためのもの(計算上は固定としている)
3.緊結度を高めるため
のいずれでしょうか。また、ほかの役割もするのでしょうか。
1.の役割であるとしたら、杭頭を切断しないPHC杭などでは補強筋は不要となるのでしょうか。また、杭に引抜きが生ずる場合でも、図のような補強でよいのでしょうか。以上、何とぞよろしくご教示ください。


場所打ち杭の主筋と帯筋の結束は、主筋材料にSD345程度の使用が多いことを考えると、鉄線による結束がベターと考えられます。しかし現実にはアーク溶接も多く、また、建築共通仕様書・日本建築学会では鉄線による結束が原則、建築基礎協会では鉄線およびアーク溶接、道路橋示方書ではアーク溶接と、考え方に違いがみられます。鉄線と溶接の使い分けの目安は?実際にアーク溶接した場合の状況(主筋の断面欠損等)はどうなのでしょうか。できるだけ具体的に教えてください。


杭を伴う独立フーチング基礎の工法とその許容耐力の計算方法について質問します。図のような独立フーチングにPHC杭セメントミルク工法で杭を打ちたいと思いますが、杭先端はN値1?3程度の軟弱シルト層で、支持杭と考えることができません。また、敷地の関係からこれ以上底盤を広げることもできず、柱脚からの曲げを処理することができません。そこで、軸力のみを底盤の直接基礎としてもたせ、曲げをPHC杭でもたせようと思います。杭体の曲げ耐力などについてはBromsの短い杭の設計式などを使うとして、このような設計法が基準法ならびに学会などの基準として認められるか、また認められないとしたら、ほかにどのような設計方法が妥当かご教示ください。


図1のようにA点の柱が杭に対して偏心している場合のモーメント図は、A-B-Cと連続した梁のあるときは図2のようなモーメント図となり、C点にも反力が生じ、B-C間以降もモーメントやせん断力が生じますが、そこまで応力の追跡が必要でしょうか。図3のようにA-B間のみで処理しただけでは問題でしょうか。


下図のような条件のもとで、べた基礎の設計を考えています。接地圧の検討方法についてご教示ください。


傾斜地の敷地に図のように、擁壁AとRC造の建築物Bを計画し、宅造申請したところ、土圧による水平力を建築物Bに負担させるためにC部分でつなげているので宅造申請は受理できない、と役所から言われました。そのため、建築確認申請で審査してもらいました。この場合、擁壁Aは建築基準法第2条1号の建築物に該当するでしょうか。なお点線部分はもとの地盤面ですが、確認申請では、図中のGL面を地盤面としています。よろしくお願いします。


地下外壁に作用する土圧は、地下水位面より上の部分では、Pθ=KθγHとなると思います。ところが、土が平面的に有限の場合、地下外壁に作用する土圧はどうなるでしょうか。ご教示ください。私は、土圧の影響限界Wは土の内部摩擦角に関係し、αが微小になった場合、地下外壁に作用する土圧は減少すると思いますが、定量的な考え方をご教示ください。


快答集9のp.97にコンクリート垂直打継部の補強方法としての回答が載っていますが、やむをえず柱を階の中間で水平打継ぎしなくてはならなくなったときに、その補強方法として、上記垂直打継時の回答をそのまま採用してもよいのでしょうか。別の補強方法を取らなければならないとするとどのような方法があるのか教えてください。また、SRC造の場合とRC造の場合との違いも併せて教えてください。


日本建築学会RC構造計算規準・同解説の付録・付13に、スラブの引張面におけるひび割れ幅制御目標値から定まる、鉄筋の引張応力度の算定図があります。この図は、日本建築学会PRC指針に用いられているひび割れ幅算定式に基づいて作成されたと説明されていますが、同算定式では、鉄筋高さ位置側面でのひび割れ幅が算定されます。引張縁でのひび割れ幅はどのように計算すればよいのでしょうか。


某行政庁の建築指導課に、地上7階建のビジネスホテルをRC造で設計して、確認申請を提出しました。すると、階数の半分以上をSRC造で設計するようにとの指導を受け、たいへん困っています。建物のプロポーションはごく一般的なもので、各部材の設計応力も十分RC造で設計できるものです。また、特に明文化された指導要綱があるようにも思いません。また、別の行政庁では、RC造は上部5階までとし、下部の2層はSRC造にするようにとの指導もありました。いったい、どのように設計すればよいのでしょうか。なにとぞよろしくご教示ください。


WRC造壁柱の曲げ耐力についてご質問します。日本建築センター発行の「壁式鉄筋コンクリート造設計施工指針」には、計算原則として「1階の壁脚部分に限り、適切な範囲内で直交壁の軸方向力および縦筋の耐力を考慮してよい」とあります。一方、同指針の計算例3では、引張側壁柱の一部の曲げ耐力算定に1?5階までNe(直交壁の有効な軸力)を算入しています。この違いについてご教示ください。ちなみに、引張側の壁柱は、付加軸力だけ考慮するとMu=0となることが多いので、1階以外でもNeを考慮したいと考えています。Neの考慮できる範囲を1階の壁脚に限っているのはなぜでしょうか。


地上1階部分をRC造として、ます。この場合、階数および高さはWRC規準に従わなければならないのでしょうか。また、このような混合構造においての注意点などもお教えください。


柱フープをスパイラルにした場合、営繕仕様書などでは、末端に135°フックをとるよう図示してあります。これは、どのような根拠からくることなのでしょうか。末端にフックをつけないとどのような問題が起きるのでしょうか。また、末端の巻き数を増やせば大丈夫というものなのでしょうか。よろしくご教示ください。


片持ちスラブの断面算定方法をご教示ください。
私はc=Mbd2を考慮して、at=pt・bd、ac=γ・atで算定するのが正しいと思うのですが、at=M/ft・jでもよいという意見が多く、これに納得できません。
もしat=M/ft・jだとすると、どうして万事つり合い鉄筋比以下として考えてよいのか、具体的にご説明ください。なお、参考図書があればご教示ください。


初めてデッキプレートなしコンクリートスラブの鉄骨造を計算しようと思っていますが、要領がよくわかりません。参考書などには外壁部梁A部にコンクリートを入れ、B部をハンチにするとありましたが、どういう理由からでしょう。また、その他鉄筋継手定着など、スタッドボルトの設計などで注意する点はないでしょうか。


耐震壁の壁厚についてご教示をお願いします。
図1より、t≧h'/30となっていますが、図2のようにh'≧l'となるプロポーションの架構内でもh'より壁厚が定まりますか。


壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造について質問いたします。
1.壁心と水平接合部(スプライススリーブ等)の心は、どの程度まで偏心させることができますか。便宜上、偏心引張を偏心圧縮での断面の核を用いて偏心距離を壁厚の1/6以下としてもかまわないでしょうか。なお、長期荷重時では偏心圧縮は作用しないとします。壁の配筋上、偏心させないとかぶり厚を確保することが困難な場合が多いと思います。
2.直ジョイント式の場合、壁柱の断面算定のとき、その主筋は水平接合部縦筋となるので、壁柱の両端の周辺筋を日本建築学会「壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造設計規準・同解説」に示されている最小鉄筋(1-D13)としてもかまわないでしょうか。また、壁柱脚部での横方向の周辺筋についても、最小鉄筋(1-D13)としてもよいでしょうか。
3.曲げ主筋は、壁柱脚部は水平接合縦筋、壁柱頭部は水平接合縦筋+周辺筋と考えてよいでしょうか。
4.水平接合筋とのへりあきが少ない場合、壁柱両側周辺筋を水平接合筋に置き換えてもよいでしょうか。


有孔梁のせん断終局強度設計式におけるps=Σαs(sinθ十cosθ)/(b・c)について、
1.図のような場合、αsとして横筋A5、A9が算入不可なのはなぜか。
2.(b・c)について、片側の不利となる部分のcを採用とあるのはなぜか。以上お教えください。


既設RC造階段(中桁付)が、2階梁に剛節で設けてあります。改修のため階段を撤去するにつき、周辺の構造体に振動を与えない撤去方法(手ノミではつる等)をご教示ください。


鋼材の寸法はなぜ端数なのですか。例えば、H-198×99×4.5×7などはH-200×100×6×9とすれば簡単だと思うのですが、何か理由があるのですか。


有孔梁のせん断耐力について質問します。快答集[2]の〔問83〕の本文中に記されている(1)式おいて下記の疑間点がありますのでご教示ください。
1)θの範囲は45°未満と考えられるのですが、よろしいですか。
2)Mps(スリーブ管の全塑性モーメント)は長方形断面の全塑性を採用しておりますが、管の要素(?)はどこで加味されているのですか。
3)Vpsの式がなぜそうなるのか理解に苦しんでいますので、解説をお願いします。


S造共同住宅のベランダ受け片持ち梁として図のような鉄板を用いた設計を考えています。許容応力度の低減が必要か、また必要なら低減公式および考え方をご教示ください。


« 1 ... 9 10 11 (12) 13 14 15 ... 27 »
構造設計事務所の求人情報 
 
 
耐震診断 東京都
構造計算と耐震診断・耐震補強設計を行っております。構造設計一級建築士8名、建築設計技術者41名在籍。
構造計算サービス
構造設計一級建築士による定額構造計算サービス
耐震診断サービス
1級建築士19名・構造設計一級建築士8名が在籍する構造事務所さくら構造が運営している耐震診断・補強設計サービスKozoweb-T
 
100の失敗事例に学ぶ設計施工トラブルの防ぎ方仮
100の失敗事例に学ぶ設計・施工トラブルの防ぎ方(仮)
日経コンストラクション
出版年月: 2016/9/9

新品: ¥ 4,968
ポイント:46pt (1%)

(この商品の現在のランクに関する正式な情報については、建築構造・施工の新商品情報